「私は月明かりの夜を静かに見渡し、聡明な目で真実を観察しながら、大切なものを守り続ける」
壬戌(みずのえ・いぬ)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、月明かりの夜を見守る聡明な監視犬。深い夜を静かに見渡しながら、吠えることなく、ただその聡明な目ですべてを観察し続ける、月明かりの番犬です。陽の水である壬と、土の性質を持つ戌。土が水を抑える組み合わせで、暴れる海を穏やかに御する理性が備わっています。吠える番犬ではなく、観察することが役どころ。人を見る目が生まれつきにある「監視犬」が、この魂の芯です。
あなたのソウルアバターの3つの特性
見聞きしたものをすべて吸い込む、聡明な観察力
きちんとした勉強をしなくても、見聞きしたものはすべて吸い込んで覚えるという力があります。
多芸多才のロマンチスト。落ち着きがあり、あまり細かいことは気にしない。勘がよく、人の心を見抜く力もある。それが、この魂の生まれ持った質です。
経験や人生から得たものを蓄えて、それを役立てる力があります。出来事に対して的確な指示が出せるような、蓄えの力。机の上の学びだけでなく、生きた経験から知恵を得ていく人です。月明かりの海を見守るように。
よき助言者としての役どころがあり、誰かを守ったり導いたりするような導きの力も持っています。頼りになる存在。それが、この魂の世の中での立ち位置です。
理性で釣り合いを保つ、迷える思索者
前に出ようとすれば、後ろからの考え方が頭に上る。一歩退こうとすれば、前に出る必要性が浮かぶ。反対側からの視点を常に持つことで、釣り合いのとれた感覚を目指します。
時に迷える人にもなります。でもその迷いは弱さではなく、偏らないための考え方が自然に作られているからです。
理性で自分の釣り合いをとることが、この魂の落ち着きの鍵です。理性が働かないと、極端に揺れ動くことになります。自分の表し方には不器用さが出ますが、その分、内側で深く考え抜いた言葉は重みを持ちます。
性質は律儀で、信頼を受けると運がひらく干支です。まじめで、信頼される。それが、あなたの最大の強みです。
途中でがらりと変わる、人生の転換
若いときは、とくに親の影響を受けて、与えられた環境の中で過ごすことが多くなります。
でも年を重ねるとともに自分の考え方が蓄えられてくるので、途中で環境や生き方ががらりと変わる可能性があります。どんな世界でも頭角を現す強さがある。あなたは、環境への馴染みの力が高い人です。どんな世界でも頭角を現せます。
狙いに向かっているときは、若々しく全精力を傾けます。ただ、狙いを果たすのを急ぐと粗くなり、わがままな面が出ることも。家庭に関しては安泰とは言い切れない面もあるので、連れ合いとの間柄を丁寧に育てることが大切です。
ソウルアバターが輝く条件
観察力を「人を導く力」として使う
人を見抜く生まれ持った力が、この魂の最大の才です。その力を助言、導き、支えという形で使うとき、この魂は最も輝きます。吠えなくていい。静かに観察し続けることが、あなたの本来の役どころです。
信頼を積み重ねる
律儀で信頼される性質が、この魂の運をひらく鍵です。信頼を受けることで運がひらく干支なので、目先の結果より、長い目で見た信頼の積み重ねを大切にしてください。
迷いを「深さ」として受け入れる
前に出るべきか退くべきか迷うのは、この魂の成り立ちから来るものです。その迷いを弱さと思わず、両方の視点を持てるゆたかさとして受け入れてください。迷いながら出した答えには、深い重みがあります。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「壬戌」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「壬」と地支「戌」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「壬(みずのえ)」
五行:水 陰陽:陽
特質:自由・流動性・知恵・包容力
地支「戌(いぬ)」
五行:土
特質:誠実さ・忠義心・正義感・行動力
あなたへのメッセージ
ここまでは、月明かりの夜を見守る、聡明な監視犬の側の話です。
でも、あなたには、早くからひとりで立っていた感覚があるかもしれません。家族の中にいても、どこか自分だけ色が違う。親や親戚が歩んできた道と、自分の進みたい方向が、なぜかうまく重ならない。
「うちの家はこう」という枠の中に、自分がきれいに収まらなかった。頼れる流れが、最初から細かったのです。だから自分で道を見つけるしかなかった。その心細さを、誰にも言わずに歩いてきたのではないでしょうか。
その心細さには、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿って解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。