SOUL AVATAR DEEP READING

No. 59

壬戌 みずのえ・いぬ

月明かりの夜を見守る聡明な監視犬

ここまでの人生で、あなたはずいぶん多くのものを見てきたのではないでしょうか。
誰かが慌てているときも、なぜか自分は一歩引いたところから全体を眺めていた。
声を荒らげるより、まず状況を確かめる。
そういう静けさが、いつのまにか自分の癖になっていたかもしれません。

人生の中盤というのは、おもしろい時期です。
若い頃ほど何かを証明しなくてもよくなって、その代わりに「自分はこういう人だった」と振り返る余裕が出てくる。
けれど振り返ってみると、自分のことほどよくわからない。

この鑑定書は、あなたの魂を一つの姿に置き換えて読み解いていきます。
あなたが持って生まれた静けさや、見抜く力や、ときどき自分でも持て余す内側の波。
それを順番に、やさしくほどいていきます。
当たっているところで、少しだけ肩の力が抜けたら嬉しいです。

【魂のルーツ】

あなたの魂は、月明かりの夜を見守る聡明な監視犬の姿をしています。

吠えるためにそこにいるのではありません。ただ、静かに見ている。
月の光が静かに降りて、夜がゆっくりと更けていくのを、高いところからじっと眺めている。その姿が、あなたの根っこにあります。

子供の頃を思い出してみてください。教室でも、家でも、あなたはどこか落ち着いていませんでしたか。
みんなが騒いでいても、ひとりだけ少し離れたところから全体を見ている。慌てて飛び込むより、まず様子をうかがう。
そういう子ではなかったでしょうか。

そして、不思議と物覚えがよかった。机にかじりついて必死に覚えたというより、見聞きしたものが自然と身体に入ってくる。
一度どこかで耳にした話を、ずっとあとになってふと思い出せる。誰かのちょっとした表情の変化に、なぜか先に気づいてしまう。
「あの人、今日は元気がないな」と、本人が言葉にする前に察していた。そんな覚えはありませんか。

人の心を読む感覚は、あなたにとってはごく当たり前のものでした。だから周りから「勘がいいね」と言われても、あなた自身はそれほど特別なことだと思っていなかったかもしれません。

そのうえで、あなたには夢を見る側面もあります。現実をしっかり見ているのに、心のどこかに遠くを見つめる眼差しがある。
この夜の向こうに何があるのだろうと、静かに思いを馳せるような。理屈で動いているように見えて、本当は美しいものや澄んだものに惹かれている。
落ち着いて見えるあなたの内側に、そういうやわらかい部分が流れています。

真面目で、信頼される。これも子供の頃から変わらない、あなたの素直な性質です。
任されたことはきちんとやる。だから周りはあなたを安心して頼ってきた。

ただ、ひとつだけ。

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