「私は天空を夢見ながら荒野を駆け、理想と現実の間に自分だけの道を切り拓いていく」
庚寅(かのえ・とら)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、見果てぬ夢へ駆け続ける一匹の白虎。まだ見ぬ稜線を目指し、荒野をひたすら駆けていく、孤高の獣です。陽の金である庚と、木の性質を持つ寅。金が木を断つ、張りつめた組み合わせで、地に足をつける落ち着きより、いつも上を目指す衝動が勝ってしまう。理想と現実の隔たりの中で揺れ動くことが、この魂の巡り合わせであり、同時に、新しい発想の源でもあります。
あなたのソウルアバターの3つの特性
理想と現実のはざまで揺れる、夢追い人
人生に、高い理想を持っています。
でも現実の日々と理想との隔たりに、悩みが生じやすい。追いかけても手に入らない夢を求めては傷つく。心の葛藤と、いばらの道をさすらうような人生になりがちです。
自分のいる場所が、いつも安らぎの場にはならない。目線は、もっと上を見続けている。それが、この魂の芯です。
現実から目をそらす方へ向かうこともあります。でもそれは、逃げているのではなく、現実よりも大きなものを見てしまう、この魂の成り立ちから来るものです。大きすぎる夢を描かず、現実と自分の釣り合いを考えたうえで希望を持つことが、この魂の運をひらく鍵になります。
白黒つける、身を捨てる実践派
中途半端を嫌い、白黒をはっきりつける明快さを求めます。
度胸がよく、あれこれ悩むより、動いて問題を片づけていく実践派です。身を捨ててでも挑む闘志があり、捨て身の強さを持っています。
落ち着いた場にいると、かえってあなた自身が波乱の火種になりやすいところがある。逆に、揺れ動く時期には、それを収める力量を発揮します。出番が揺れ動く時期にあるので、荒っぽさを生まれ持っている。
ただし自分を御する理性を身につけないと、周りと合わせられない人になり、敵と味方がはっきり分かれて居場所が狭くなることがあります。行動力と理性の釣り合いが、この魂の宿題です。
新しいひらめきと、空を切る刀の危うさ
新しい思いつきやひらめきを生むことがあります。
夢を描く発想力は本物です。でも思いだけが舞い上がってしまい、現実に着地できない「空を切る刀」になってしまう危うさもあります。
知恵を意識して取り入れることが、この魂の人柄の落ち着きに関わります。さすらう質のある、動く知性を持っているので、一か所に留まらず、自由に動ける場が要ります。落ち着きを求めない生き方の中で、一点の力を生かすことが、この魂の本来の向きです。
ソウルアバターが輝く条件
理想の高さを「現実の大きさ」に合わせる
高い理想を持つことは、この魂の強みです。でも高望みするほど、落胆も大きくなる。現実と自分の釣り合いを意識して、手の届く範囲の理想を積み重ねることが、この魂の運をひらいていきます。
自分を御する理性を育てる
行動力と荒っぽさを持つこの魂にとって、理性は唯一の御し手です。哲学、学び、内省。自分の内側を離れて眺める力を育てることが、この魂の行動力をまっとうに働かせます。
自由に動ける場を選ぶ
落ち着ききった場より、移り変わりと動きのある自由な場が向いています。一か所に縛られず、自分の調子で動ける場所でこそ、この魂の新しい力は発揮されます。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「庚寅」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「庚」と地支「寅」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「庚(かのえ)」
五行:金 陰陽:陽
特質:決断力・正義感・義理堅さ・率直さ
地支「寅(とら)」
五行:木
特質:勇気・行動力・独立心・開拓精神
あなたへのメッセージ
ここまでは、見果てぬ夢へ駆け続ける、一匹の白虎の側の話です。
でも、これまでの道のりを振り返ると、手を伸ばしたのに届かなかった景色が、いくつも浮かんでくるのではないでしょうか。あと少しで掴めるはずだった。そう思って走ったのに、近づくほどに遠ざかっていく。
周りの人はあなたほど高い場所を見ていないから、「もう十分じゃない」と言う。けれどあなたには、まだ見えている。その落差に、何度も胸を痛めてきたはずです。
その渇望には、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿って解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。