「私は清水に磨かれながら、見えない世界から受け取ったものを、丁寧に形へと彫り続ける」
辛亥(かのと・い)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、霊性の彫刻師。清らかな水で磨かれながら、見えない世界から受け取ったものを、丁寧に形へと彫り続ける、たましいの彫り手です。陰の金である辛と、水の性質を持つ亥。金が水を生む組み合わせで、霊力のある金が、神の水を吸い込んだ樹木を彫る仏師の姿。この魂は、何らかのものを通して、見えない世界へと傾いていく巡り合わせを持っています。
あなたのソウルアバターの3つの特性
人の心の奥を見抜く、たましいの感受性
たましいの精神を持ち、人の心の奥底を見抜く特別な力があります。
鋭い感じやすさと独特の感性が加わった、生まれ持った勘。とりわけ人との間柄の場で発揮されます。けものが肌で危うさを感じるように、体のレベルで変わり目を察する力を持っています。人を見抜く力に長けていて、表面には見えなくても、その場の本質を察することができます。
外からは金の品が感じられ、人並み外れたところは見えません。でもたましいを含んだ、特別で繊細な感受性が、この魂の核に宿っています。
老いても若々しさを保ち、表す力があり、技にも優れます。人前に立つ人や、つくり手を多く生んでいる干支です。
純粋なロマンティストと、荒さの両面
人柄は純粋で、ロマンティストです。
地味な努力もできる、人として信頼される存在になります。宗教や、変わった世界で人の役に立つ力があり、たましいの世界でもその力を発揮できます。
ただし教養と知を育てないと、純粋なままの争いの気が出て、言葉や振る舞いに荒い人柄を作ることがあります。金の激しさが正しく働くには、知という土台が要ります。
若い頃は学びの才があまり発揮されませんが、育つにつれて宗教や変わった世界での力が花ひらきます。参謀、補佐として、人の力を借りながら上っていく運を持っています。
型にはまらない縁と、子が支えになる家庭
穏やかで、ありふれた家庭を作ることは、少し難しいところがあるかもしれません。
年が離れている、友だちのような夫婦、外国の相手など、型にはまらない形の縁組みが向いています。異性の運には恵まれにくい面がありますが、その枠を外れた縁のほうが、この魂には自然な形です。
女性の場合、子が生まれると、自分を支えてくれる大事な存在になります。子との縁が、この魂の大きな落ち着きの柱になっていきます。
ソウルアバターが輝く条件
教養と知を育てる
たましいと感受性を正しく働かせるために、知という土台が要ります。学び、芸、目に見えない世界の知識。幅広く学ぶことで、この魂の感受性は「人を導く力」へと昇華されます。
信頼できる人の力を借りる
先頭に立つより、補佐や参謀が向いている人です。自分ひとりで抱え込まず、信頼できる人の力を借りながら動くことで、この魂は本来の力を発揮します。人の力を借りることを、弱さと思わないでください。
体を大切にする
外からの響きで、体の調子が変わりやすいところがあります。あなたの体は、たましいの受信機なのです。見た目や体の手入れに人一倍気を配り、自分を最もよい状態に保つことが、この魂の落ち着きにつながります。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「辛亥」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「辛」と地支「亥」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「辛(かのと)」
五行:金 陰陽:陰
特質:洗練・美意識・知性・繊細さ
地支「亥(い)」
五行:水
特質:純粋さ・直感力・自由への意志・向上心
あなたへのメッセージ
ここまでは、清らかな水に磨かれる、霊性の彫刻師の側の話です。
でも、あなたには、自分のかたちを、自分の意思とは関係なく変えられてしまった記憶があるのではないでしょうか。誰かの期待、家の中の空気、逆らえない流れ。そういう外からの力に、知らないうちに削られて、いつのまにか別のかたちにされていた。
そんな感覚が、心のどこかに沈んでいませんか。本当の自分のかたちは、どこにあったのか。それを、誰にも問えないまま過ごしてきたのではないでしょうか。
その感覚には、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿って解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。