SOUL AVATAR DEEP READING

No. 39

壬寅 みずのえ・とら

春の光を受けて溢れ出す大河

ここまで生きてくると、自分のことはもうだいたい分かっているつもりになりますよね。
穏やかだとか、人当たりがいいとか、まわりからそう言われてきた言葉が、いつのまにか自分の輪郭になっている。
けれど、ふとした時に、その言葉では収まりきらない何かが胸の奥で動くのを感じたことはないでしょうか。

この鑑定書は、あなたの魂をひとつの姿に置き換えて読み解いていきます。
表向きの穏やかさの下に、本当はどれだけの力が流れているのか。
何に傷つき、何を支えにしてここまで来たのか。
これから後半の時間を、どこに注いでいけば楽になれるのか。

当たっているかどうかを試すのではなく、読みながら「ああ、これだったのか」と腑に落ちる場所を探すように、ゆっくり進んでみてください。

【魂のルーツ】

あなたを初めて見た人は、まず「おっとりした人だな」と思うはずです。声を荒げる感じもしない。
急いている様子もない。まわりがざわついていても、ひとりだけ水面が静かなまま、そこにいる。

けれど、それで終わる人ではありませんよね。

子供の頃を思い出してみてください。おとなしいと言われながら、ここだと思ったことには、誰よりも長く食らいついていなかったでしょうか。
みんなが飽きて離れていったあとも、ひとり残ってやり続ける。叱られても泣いて引き下がるより、内側で「いや、こうしたい」と静かに決めている。
そういう子だったのではないかと思います。

外から見えるおだやかさと、内側で動いているものとの差。これがこの魂のいちばん奥にあるものです。
表面はのんびりして見えても、中ではいつも前へ進もうとする力が流れています。止まっている水ではない。
穏やかな顔をしたまま、確かにどこかへ向かっている。

その力は、ときどき自分でも持て余すくらい強く出ることがあります。「私、本当はけっこう負けず嫌いかもしれない」。
そう気づいた瞬間が、人生のどこかにありませんでしたか。おっとりして見える。
けれど中身は、まるで違う。

面白いのは、その強さがとげとげしさにならないところです。あなたには生まれつき、まわりを和ませる明るさがある。
一緒にいるとなんだかほっとする、と言われたことがあるはずです。きつく前へ出る力と、人をやわらかく包む温かさが、同じひとりの中に同居している。
だから周囲は、あなたの芯の強さに最後まで気づかないことも多いのです。

春の光のように、と言えば近いでしょうか。冷たく凍っていたものを、いつのまにか溶かしてしまう。
激しさではなく、じんわりとした温度で。あなたが部屋に入ると空気がゆるむのは、たぶんそういう質を持っているからです。

ただ、ここで一つだけ。

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