SOUL AVATAR DEEP READING

No. 28

辛卯 かのと・う

誰からも愛される博愛の使者

人生の半ばを過ぎて、ふと立ち止まる時間が増えてきたのではないでしょうか。
やるべきことはこなしてきた。
人にもよくしてきた。
それでも、自分という人がどういう輪郭をしているのか、案外わからないままここまで来た。
そんな感覚を持つ方は、少なくありません。

この鑑定書は、あなたの生まれ持った性質を、ひとつの魂のすがたとして描き出すものです。
あなたの中にずっとあったやわらかさ、人との間で繰り返してきたつまずき、これから注ぎ直していける場所。
その全部を、責める言葉ではなく、見つめ直す言葉で並べていきます。

読みながら、思い当たる場面がいくつも出てくるはずです。
当たっているかどうかより、読み終えたあとに少し息がしやすくなっていること。
それを目指して書きました。
どうぞ、ゆっくり読み進めてください。

【魂のルーツ】

あなたという人を最初にひとことで言うなら、まわりがほうっておけない人、になります。

子どもの頃を思い出してみてください。輪の中心で声を張っていたわけではないのに、気づくと誰かがそばに来ていた。
困っている子がいれば自然に手が伸びた。意地悪をされても、なぜか相手のことまで気にかけていた。
そういう子だったのではないでしょうか。

押し出しが強いわけではありません。むしろおっとりして見える。
それでいて、人が寄ってくる。これは不思議なようでいて、あなたの芯にあるやわらかさが、まわりにそのまま伝わっているからです。
誰からも愛されるという言葉は、努力して勝ち取るものではなく、あなたの場合は最初からそこにあった性質でした。

学校でも職場でも、頼まれごとが集まってきたはずです。あなたなら断らない、あなたなら聞いてくれる。
そう思われる。実際、あなたは聞いてしまう。
相手の表情がほっとゆるむのを見ると、自分まで少し満たされる。その循環の中で、長いあいだ過ごしてきたのではないでしょうか。

そこには、どこか古風なまっすぐさも混じっています。義理を欠くことを嫌う。
受けた恩は覚えている。約束を軽く扱わない。
今の時代には少しまぶしいほどの律儀さが、あなたの振る舞いの底に流れている。
人に好かれる理由は、愛想のよさだけではありません。この芯の通った誠実さを、まわりはちゃんと感じ取っていました。

ただ、ひとつだけ。

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