SOUL AVATAR DEEP READING

No. 22

乙酉 きのと・とり

戦場を軽やかに駆ける風の遊撃隊長

人生のなかほどに立つと、自分がずいぶん遠くまで動いてきたことに気づきますね。
じっとしているのが性に合わず、いつも次へ次へと身体が向いていた。
その軽さで、たくさんの場所を通り抜けてきたのではないでしょうか。

落ち着かない、と言われたこともあるかもしれません。
けれど止まれなかったのは、あなたのなかに風のような巡りがあったからです。

この鑑定書は、その巡りを欠点として直す話ではありません。
あなたという魂がどんな形でできていて、どこで楽になり、どこで少し息が詰まるのか。
それをひとつずつ言葉にしていきます。
読み終えたとき、走り続けてきた自分にそっとうなずけたら、それで十分です。

【魂のルーツ】

子供の頃を思い出すと、椅子に長く座っていられなかったのではないでしょうか。

宿題の途中でも立ち上がり、窓の外を見て、また戻る。誰かに用事を頼まれると、いちばんに動いていた。
遊びでも、決めるより先に身体が走り出している。そういう子だったかもしれません。

落ち着いていなさい、と言われても、落ち着くことのほうがあなたには難しかった。じっとしているのは、あなたの内側の自然に逆らうことだったのです。

草が風を受けると、いっせいに同じ方へなびきます。あなたの動きはあれに近い。
重たい鎧を背負って一歩ずつ進むのではなく、軽い身ひとつで、向きを変えながら駆けていく。せっかちに見えることもあったでしょう。
でもそれは、止まっていることに耐えられないほど、内側が躍っているからなんですよね。

この軽やかさには、もうひとつの顔があります。まっすぐさです。

回り道や駆け引きが、あなたはどうにも苦手でした。裏で手を回すくらいなら、正面から言ってしまう。
子供の頃、思ったことを隠せずに口に出して、まわりを驚かせた覚えはありませんか。ずるい近道を見つけても、なぜか気が乗らない。
正面の道を選んでしまう。

戦場を軽やかに駆ける風の遊撃隊長と名づけたのは、この二つが重なっているからです。軽くて速く、それでいて、進む道はいつもまっすぐ。

人からは、さっぱりして見られたはずです。じめじめせず、後を引かない。
怒っても次の日には忘れている。そのさわやかさが、あなたのまわりに人を集めてきました。

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