「私は迷いながらも刃を研ぎ続け、打ち込むべき一点を見つけたとき、誰も届かない深さで輝く」
癸未(みずのと・ひつじ)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、湖の奥の研磨師。静かな湖の底で、誰にも見せず、ひたすら自分の刃を研ぎ澄まし続ける、ひとりの研ぎ手です。陰の水である癸と、土の性質を持つ未。土が水を抑える組み合わせで、押しては押される不安定な流れの中で、心は絶えず細かく震えています。曖昧なままではいられず、白黒をはっきりさせずにはいられない。それが、この魂の芯です。
あなたのソウルアバターの3つの特性
穏やかな見た目に潜む、激しい闘志
物腰は穏やかで、当たりのよい気配を与えます。
でも内には、激しい闘志が宿っています。
純粋で、駆け引きのない、まっすぐな人。白黒をはっきりつけたがり、曖昧な状態に耐えられません。時に周りへ辛辣な言葉を浴びせ、そのつもりもなく相手を傷つけることもある。悪気はないのに、鋭い刃が意図せず誰かを切ってしまうことがあります。
この魂の人生には、小さないさかいが多く、争うことが定めであるかのように感じられることがあります。それは、この魂の成り立ちから来るもの。争いを避けようとするより、その闘志を「何かに打ち込む力」へ向け直すことが、この魂の鍵になります。
迷いつつも、一点に絞れば突き抜ける
迷うことは、あなたにとって、息をするように身についているのかもしれません。
落ち着きなく揺れ動く中で、自分に合った道を探し出せるかどうかが、分かれ目になります。
でも、狙いがはっきり定まると、俄然、本領を発揮します。
凝り性で、思い込むととことんやり通す。よけいな雑念が入りにくいので、打ち込むと突き抜けた知や技になって、みごとな力を発揮します。群れの中で合わせるより、ひとりで一つのことに没頭するほうが、この魂の力は正しく働きます。
冷めた観察眼と批評の目を持っています。ただ何事もやりすぎてしまう傾きがあるので、その鋭さの使いどころを意識することが大切です。
家を背負う役割と、異性のこと
長男・長女として生まれるか、いつしかその役どころを担うようになる人です。
家とのつながりが深く、家系を守る意識が自然と働きます。
所帯を持ってからは、異性をめぐって少し心を使う場面があるかもしれません。頑固で押しの強い性質から愛情の伝え方が不器用で、思いがけず、さほど好きでもない相手と縁組みすることもある。晩年まで異性のことが付いて回りやすい。これも、この魂の成り立ちから来るものです。
所帯を落ち着かせるには、意識して愛情を言葉にする稽古が要ります。気持ちが内へ向かいやすいこの魂にとって、「伝えること」は、練習の要る技です。
ソウルアバターが輝く条件
一つの目標を決めて、そこに集中する
迷いの多い干支だからこそ、意識して一つの目標を定めることが大切です。狙いが定まった瞬間、この魂の力は一点に集まり、突き抜けた力を発揮しはじめます。迷っている時間を、目標探しの時間として使ってください。
闘志を「争い」ではなく「技」に向ける
内の激しい闘志は、誰かと争うために使うより、一つの技や学びを極めることに向けたほうが、この魂には合っています。その凝り性の力が、やがて誰にも真似できない深さを生み出します。
ひとりで動ける場を確保する
群れの中で合わせるより、自分の調子でひとり動ける場のほうが向いています。自分の判断で動ける場を意識して確保することが、この魂の落ち着きにつながります。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「癸未」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「癸」と地支「未」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「癸(みずのと)」
五行:水 陰陽:陰
特質:感受性・神秘性・直感力・柔軟さ
地支「未(ひつじ)」
五行:土
特質:温和・思いやり・芸術性・協調性
あなたへのメッセージ
ここまでは、湖の奥で刃を研ぎ澄ましている側の話です。
でも、あの感覚を繰り返してきませんでしたか。決めたはずなのに、夜になるとまた揺れ戻ってくる。選んだ後で、選ばなかったほうがよかった気がしてくる。周りが迷わず一本道を歩いているように見えて、自分だけがいつまでも立ち止まっている。
幼い頃や若い頃、「はっきりしなさい」「どっちなの」と急かされたことはありませんか。本当はあなたなりに、誠実に見極めようとしていただけなのに。
その迷いには、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿って解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。