「私は夢を道標に、月夜の大地にまっすぐ根を張り、光へと伸び続ける」
甲子(きのえ・ね)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、月夜の白銀の巨木。凍える夜に月光を浴びて銀色にきらめきながら、ひとりでも折れずに天を突く、凛とした大樹です。陽の木である甲と、水の性質を持つ子。水が木を潤し伸ばす育ての流れにあり、水気を根から吸って背を立てるその姿は、頼りなげに見えて、そのぶん「もっと知りたい」という渇きを生みます。知の水を含むほど、この木はまっすぐ空へ届いていきます。
あなたのソウルアバターの3つの特性
理想へ一直線に伸びる心
あなたの内には、思い描いた理想へまっすぐ伸びたいという強い衝動が流れています。
頭がよく折り目正しいので、はたからは「地に足のついた人」と映ります。けれどその奥では、狙いへ向かって羽ばたきたい勢いが、絶えず脈打っています。
根はさびしがりで、少し我を通したがるところもある。それでいて物事をひねらず受け取る素直さがあるから、人に好かれやすい。理屈っぽいのに嫌われない——それがこの魂の妙な愛嬌です。
恋でも、ひたむきに想いを注ぎます。燃え上がるというより、知性で織り上げた夢見がちな一途さ。頭で愛するたちの干支です。
「学び」が運を開くかぎ
この魂には、学びごとや美しいものへの勘が備わっています。
こつこつ勉強を積む人か、どこか風変わりな芸術肌か、少し理屈が先に立つ賢い人か——たいていそのどれかに当てはまります。
知を吸うほど、この木はまっすぐ強く伸びていく。逆に、かばわれすぎて学ぶ機会に恵まれないと、夢へ向かう力が眠ってしまう。手厚すぎる地面は、かえって根の張りを鈍らせます。自分の根を地の底まで自力で下ろせる場でこそ、あなたは育ちます。
また、母や年長者に見守られる縁を持っています。その庇護をうまく生かすことが伸びしろになる。ただし「加減が肝心」が条件です。
人生は後半で花ひらく
若いうちは、なかなか実りません。
でもそれは、道を踏み外しているからではない。根が地の底へゆっくり張り巡らされていく、仕込みの時間です。
厳しい寒さをくぐった木ほど次の季節に高く伸びるように、あなたの銀の輝きは歳を重ねるほど冴えていきます。先を急ぐより、地道に学び続けることが、長い目で見れば一番の近道です。
とりわけ幼い頃の過ごし方が、その後を左右しやすい。早いうちに「考える力」「学ぶ姿勢」を養えると、満ち足りた人生になります。
ソウルアバターが輝く条件
学びか実業、どちらかへ深く踏み込む
この木は、どっちつかずの地面より、どちらかへ思いきって根を下ろしたときに天へ伸びられます。学びの世界か、稼ぎを追う実業の世界か。中途半端に留まるより、進む先を決めて飛び込むほうが運がひらけます。
母や年長者との縁を手放さない
守ってくれる存在との縁が、この魂の落ち着きを生みます。母との縁が薄いときは、上司や年長者がその役を担う。その縁を、意識して大切にしてください。
夢へ枝を広げられる、自由な場をつくる
あなたの中には、月あかりを求めて枝を伸ばすような、自由へのあこがれがあります。とはいえ、あてもなくさまようのではなく、夢というひとすじの光へまっすぐ伸びたいだけ。その自由を確保できる場が、あなたには要ります。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「甲子」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「甲」と地支「子」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「甲(きのえ)」
五行:木 陰陽:陽
特質:成長・向上心・正直・直進力
地支「子(ね)」
五行:水
特質:縁起・知恵・機転の良さ
あなたへのメッセージ
ここまでは、月の光が当たっている側の話です。
でも、本当はあなた自身が、いちばんよく知っているはずです。きちんと積み上げてきたのに、ふとした瞬間に、どこか満ち足りないと感じること。ようやく落ち着ける場所に着いたとたん、なぜか内側がざわついてしまうこと。
その落ち着かなさを「贅沢な悩み」と思って、誰にも言えないまま、そっと胸の奥にしまってきたのではないでしょうか。
この落ち着かなさには、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿ってひとつずつ解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。