「私は春の陽光を浴びながら、慈しみの枝を広げ、集まる人すべてに安らぎと希望を与え続ける」
甲寅(きのえ・とら)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、春の陽光を浴びる慈しみの大樹。春の陽光を一身に浴びながら、その枝の下に自然と人が集まり、誰もが安心して寄りかかれる、慈しみの大樹です。陽の木である甲と、木の性質を持つ寅。木が純粋に重なる組み合わせで、自然の生命力と感性を生まれ持ち、物事をどう導けば最も自然かを感じ取ることに長けている。自分で自分を支える強さを持ちながら、周りを明るく照らす。それが、この魂の芯です。
あなたのソウルアバターの3つの特性
相手を自分の調子に巻き込む、人徳の大樹
春の日のような明るい性質で、周りを和ませます。
嫌なことがあってもあまり気にとめず、自然と相手を自分の調子に巻き込んでしまう人徳がある。そのおおらかさが幸いして、健康に恵まれ、長生きする人も多い。春の陽光を浴びる大樹のように。
まっすぐな性質で、自分の和を広げていきます。人をそらさない付き合いの上手さがあり、目上にも引き立てられ、目下からも信頼される徳を持っています。
神経は非常に細やかですが、それが細かな気配りと感性のゆたかさにつながっています。清いも濁りも併せ呑む器の大きさがある。その懐の深さが、この魂の最大の魅力です。
工夫の才と、人の動かし方のうまさ
物事や人や、目の前の現実をどう導けば最も自然かを感じ取ることに長けています。
工夫の才があり、伝統を重んじながらも新しい息吹を吹き込むことができる。人の動かし方を心得ていて、自分の味方にしたり、的確な助言を与えることもできます。時間の使い方も上手。
お金や経済の営みとの縁が、強まりやすいところがあります。金融や数字と関わることが多くなる傾きがあります。
ただし動き出すと力があるだけに、止まらない勢いになって、後戻りがきかない猛虎になることがあります。行き過ぎてしくじる傾きがあるので、動き出す前に一度立ち止まる習慣が大切です。
先頭より、支え役が定位置
まとめる力はあるけれど、先頭に立つより支え役のほうが、この魂の力は最大になります。
若い頃は目上に引き立てられ、晩年にかけては若い人から信頼されるという運を持っています。人生を通して縦の縁——目上と目下との間柄——が、この魂の土台になっていきます。
守りの頑固さもありますが、生まれ持った明るさがあるので、人に悪い感じを与えません。無謀なことはあまりせず、慎重さと堅実さを持ち合わせています。
ソウルアバターが輝く条件
支え役・参謀としての才を生かす
先頭に立とうとするより、誰かを支え導く役どころに徹することで、この魂は本来の力を発揮します。人の動かし方のうまさと工夫の才が、その立場で最も輝きます。
「止まれない猛虎」に気をつける
あなたは、動き出すと止まらなくなるところがあります。勢いに乗っているときほど、意識して一度立ち止まり、向きを確かめてください。行き過ぎを防ぐその一歩が、この魂の力を正しく働かせます。
縦の縁を大切にする
目上との縁、目下との縁。それが、この魂の運を支えます。年長者から学び、年下に伝える。その縦の流れを意識して育てることが、この魂の長い目で見た輝きにつながります。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「甲寅」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「甲」と地支「寅」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「甲(きのえ)」
五行:木 陰陽:陽
特質:成長・向上心・正直・直進力
地支「寅(とら)」
五行:木
特質:勇気・行動力・独立心・開拓精神
あなたへのメッセージ
ここまでは、春の陽光を浴びる、慈しみの大樹の側の話です。
でも、あなたの出発点は、誰かの続きではありませんでした。親の築いたものを受け継ぐのではなく、自分で最初のひとつを置くところから始まった。それが順当な流れだったと、振り返れば感じている。
ただ、家族の流れから外れるときに感じた、後ろめたさとも罪悪感とも言えない引っかかり。「なぜ自分だけこんなにゼロから始めなければならないのか」という、誰にも言えなかった疲れ。それを、ひとりで飲み込んできたのではないでしょうか。
その疲れには、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿って解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。