「私は誰も見向きもしない土の中から黄金を見出し、手近なものを本物に変える錬金術で、自分だけの世界を作る」
戊戌(つちのえ・いぬ)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、土に眠る黄金を掘り当てる錬金術師。何もない土の中から黄金を見いだし、手近なものを使って本物に仕上げてしまう、独自の理屈と器用さを持った掘り手です。陽の土である戊と、土の性質を持つ戌。土が純粋に重なり合う組み合わせで、自分の考えと感じ方があまりに自然すぎるがゆえに、他人の意見を聞く余地がなくなりやすい。でもその一徹さが、人があきらめる場所で黄金を掘り当てる力になっています。
あなたのソウルアバターの3つの特性
自分の理屈を物差しにする、頑固さ
一度決めたことを守り貫こうとする意志は堅く、人生の成功を左右するほどのものがあります。
ひとりで動くのを好み、何かに熱中すると、一徹にそれを追い求めていく。守りの本能が強く、頑固さが際立つと、並外れて自我を通すわがままぶりを発揮します。
自分の考え方が自然であるために、他人の意見を聞く余地がなくなりやすい。人を理解し、合わせることが苦手です。わがままさや傲慢さは否めないけれど、それを通せるだけの力が備わっていることも確かです。
教養が深まるほど、自説にしがみつく傾きが強まります。頭がよくなるほど「自分が正しい」という思いが強くなる。それが、この魂の質であり、同時に最大の宿題です。芯の強い連れ合いのそばにいると、その頑固さが和らぎやすくなります。
好機をつかむ、一発当てる商才
頭の巡りが速く、専門だけでなく、なんでもこなす器用さがあります。
商いの才に長けた干支です。店を切り盛りするのがうまいわけではなく、自分の機転で好機をつかんで短い間で財をなし、それを回していく力がある。相場や土地への投じに運が強い。自分の機転で好機をつかむあなたは、一発当てる夢を、ある程度は現実にできる人です。
「山の中の犬」という別名があります。何もない山の中でも、何とか暮らしていく器用さと応用の高さがある。手近な代わりのもので済ませるのですが、十分役立つものに仕上げる腕を持っています。それが新しい見つけものや発明につながることもあり、人の役に立つことを喜ぶお人好しの一面もあります。
ただし財は一代限りのもの。群れて動くのは苦手で、いつも一匹狼。好機と勘の勝負師です。
掘り下げる集中力と、のめり込みの危うさ
何かにとらわれるように探る力があります。
学びでも技でも、集めるように吸い込むことができる。掘り下げる集中力が、この魂の才の核です。
ただし、その集中力の強さには、のめり込みの危うさが伴います。強いこだわり、賭けごと、お酒。個人差はありますが、何かにとらわれやすい質を持っています。力の強さの裏返しとして、この傾きは出てきます。
家族思いですが、その思いが家族にうまく伝わらないことがある干支でもあります。愛情を持っていることと、それが伝わることは別。意識して言葉や振る舞いで示すことが大切です。
ソウルアバターが輝く条件
一徹さを「専門」に向ける
頑固に一つのことを追いかける力が、この魂の最大の武器です。その一徹さを、専門や技を身につけることへ向けてください。のめり込む力が正しい向きに働くとき、この魂は本物の錬金術師になれます。
「自分が正しい」を一度疑う習慣を持つ
自分の理屈に自信があるからこそ、たまに立ち止まって「もしかして違うかもしれない」と問いかける習慣が要ります。その一歩が、頑固さを「信念」に変えます。
手近なものから「黄金」を見いだす
大きな元手や特別な場がなくても、目の前にあるものを生かして値打ちを生み出せる人です。それが、あなたの錬金術です。いまある場を嘆かず、手近なものを目いっぱい生かす目を持ってください。その応用の力が、この魂の錬金術の正体です。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「戊戌」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「戊」と地支「戌」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「戊(つちのえ)」
五行:土 陰陽:陽
特質:誠実さ・安定感・包容力・実直さ
地支「戌(いぬ)」
五行:土
特質:誠実さ・忠義心・正義感・行動力
あなたへのメッセージ
ここまでは、土に眠る黄金を掘り当てる、錬金術師の側の話です。
でも、あなたの中の深い才能の鉱脈は、扱い方によって光りもすれば、あなた自身を傷つけもしました。何かに惹かれると、とことんのめり込む。学べば学ぶほど、知れば知るほど、その対象から離れられなくなっていく。
気づけば、ひとつのことに執着している自分がいる。その深さを持て余して、ひとり苦しんだ時間もあったのではないでしょうか。
そののめり込みには、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿って解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。