【魂のルーツ】
あなたという人を一振りの剣にたとえるなら、それは飾り立てられた装飾の剣ではありません。まだ磨ききられていない、荒削りの刃です。
けれど地金そのものが強い。だから多少のことでは欠けないし、曲がらない。
新時代の扉をこじ開ける荒削りの剣、それがこの魂の姿です。
子供の頃を、少し思い出してみてください。「これは違う」と感じたとき、まわりがどんなに勧めても、首を縦に振らなかったのではないでしょうか。
納得しないものには手を出さない。理由を言葉にできなくても、自分の内側で「うん」と言えないかぎり動かない。
そういう子だった気がしませんか。
大人からは、扱いにくいと見られたこともあったかもしれません。聞き分けがない、頑固だ、と。
けれどそれは、あなたが自分の感覚をちゃんと持っていた証です。借り物の答えで自分を納得させなかった。
だから、まわりに流されて後で後悔する、ということが少なかったはずです。
この魂は、自分で自分を支えています。誰かに寄りかかって立つのではなく、自分の足で立つことを、生まれたときから知っている。
人に決めてもらった道よりも、自分で選んで決めた道のほうが、たとえ遠回りでも納得して歩ける。そういう生き方をしてきましたよね。
ものごとを見るとき、少し理屈で考えるくせもあったかもしれません。感情より先に「なぜそうなるのか」が気になる。
流行に流されず、古いものや筋の通ったものに惹かれる。そういう、どこか古風で素直なところが、この魂にはあります。
ただ、そうやってきちんと自分を保っている人ほど、外からは落ち着いて見えるものです。しっかりしている、何でも一人でできる、と。
だからまわりは、あなたが内側で何を感じているかまでは、なかなか気づきません。