SOUL AVATAR DEEP READING

No. 56

己未 つちのと・ひつじ

豊かな大地で楽しげに遊ぶ、芯の強いヒツジ

人生の半ばを過ぎたあたりで、ふと立ち止まることがありますよね。
これまで自分はどんなふうに歩いてきたのか。
穏やかに見られることが多かったけれど、中身はそんなにやわらかくもなかった。
そんな手応えを、心のどこかで持っている方は少なくないのではないでしょうか。

この鑑定書は、あなたの魂をひとつの姿に重ねて読み解いていきます。
表からは見えにくかった芯の強さ、若い頃に背負ったもの、人との間で起きていたこと。
それらを順番に、やさしくたどっていきます。
直そう、変えよう、という話ではありません。
まず、あなたという人をていねいに眺めること。
そこから始めていきます。

【魂のルーツ】

あなたの魂を姿にすると、豊かな大地で楽しげに遊ぶ、芯の強いヒツジになります。

まず目に入るのは、その穏やかさです。あたりがやわらかい。
声を荒げることも少なく、まわりからは「おっとりした人」と見られてきたのではないでしょうか。子供の頃から、そうだったかもしれません。
教室で誰かと言い争うより、自分の手元で何かを続けているほうが性に合っていた。怒っているわけでもないのに、急かされるとうまく動けなかった。
そういう場面に、心当たりがありますよね。

けれど、その穏やかさの内側には、人がなかなか気づかないものが収まっています。芯です。
一度こうと決めたら、表情を変えないまま動かない。やわらかく頷いておきながら、肝心なところでは譲っていない。
まわりが「素直な子」と思っているそのとき、あなたの内側ではもう答えが決まっていた、ということが何度もあったのではないでしょうか。

おとなしく見える。けれど折れない。
この二つが同時にあるのが、あなたという魂の根っこです。

小さい頃を思い返してみてください。みんなが流されていく方向に、なんとなく加わらなかった覚えはありませんか。
声高に反対するのではなく、ただ静かに自分の場所にとどまっていた。叱られても、その場では神妙にして、後でちゃんと自分のやり方に戻っていた。
表向きは波風を立てないのに、芯の部分はびくともしない。やわらかな物腰と、内側の頑固さ。
そのちぐはぐさを、あなた自身がいちばん不思議に思っていたかもしれません。

頭の回りも、早いほうでした。人が一手考えているあいだに、二手三手先まで見えていた。
それを口に出さず、黙って持っていることが多かった。出しゃばらない聡明さ、とでも呼べるものが、子供の頃から備わっていたのではないでしょうか。

この穏やかさは、ただの優しさではありません。豊かな大地のような落ち着きの下に、芯の強さがしっかり通っている。
だからあなたといると、まわりは安心します。慌てない、騒がない、けれど芯のところで信用できる。
そういう人として、長く頼られてきたはずです。

ただ、ひとつだけ。

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