SOUL AVATAR DEEP READING

No. 50

癸丑 みずのと・うし

冬の平原に稲妻を宿す賢者

四十を過ぎたあたりから、自分のことが少しわかりにくくなってきた。
そう感じる方は、案外多いのではないでしょうか。
若い頃は勢いで決められたことに、ふと立ち止まるようになる。
まわりに合わせていたつもりが、合わせきれない自分に気づく。

この鑑定書は、あなたという人を、ひとつのスピリチュアルな姿に置き換えて読み解いていきます。
生まれた日が持つ気質を、神聖なキャラクターの輪郭として描き、あなたの中にずっとあった性質を、外から眺められるようにするものです。

当たっているかどうかを試すつもりで、軽く読み始めてくださってかまいません。
けれど読み進めるうちに、言葉にできなかった感覚に、名前がついていく瞬間があるかもしれません。
そういう時間になればと思って、書いています。
どうぞ、ゆっくりお付き合いください。

【魂のルーツ】

あなたの魂は、冬の平原に稲妻を宿す賢者の姿をしています。

冬の平原を思い浮かべてみてください。音もなく、ただ広く、静かに横たわっている。
けれどその静けさの底には、いつ閃くともしれない稲妻が、確かに宿されている。穏やかに見えて、内側には強いものがある。
あなたという人の根っこは、たぶんそこにあります。

子供の頃を、少しだけ思い出してみましょう。あなたはきっと、騒がしい子ではなかったのではないでしょうか。
輪の中心ではしゃぐより、少し離れたところから、みんなの様子を眺めているほうが落ち着いた。大声で何かを主張するでもなく、けれど自分の中では、言いたいことも見えていることもはっきりとあった。
ただ、それをわざわざ表に出さなかっただけ。

まわりの大人は、あなたを「手のかからない子」と言ったかもしれません。聞き分けがよくて、おっとりして見える。
けれど本人の内側では、もっと冷静にいろいろなことを見ていた。誰が無理をしているか、何がほんとうは噛み合っていないのか。
そういうことに、わりと早くから気づいていたのではないでしょうか。

物静かで、のんびりして見える。けれど芯はしっかりしている。
この二つは、あなたの中で矛盾なく同居しています。むしろ、芯が強いからこそ、あわてて自己主張する必要がなかった、と言ったほうが近いのかもしれません。
揺るがないものが内側にあると、人は外で大きく動かなくてすむものです。

エネルギーの貯まり方にも、あなたらしさがあります。外へ外へと発散していくより、内側にゆっくり蓄えていくほうが性に合う。
だから一見、おとなしく見える。けれど蓄えられたものは、決して消えてなくなったわけではありません。
静かな表情の下に、確かに溜まっている。冬の平原がその下に稲妻を抱いているように。

人と話していても、あなたは饒舌なほうではないでしょう。けれど一言が的を射ている。
よく見て、よく考えてから口を開くから、軽い言葉にはならない。そういうあなたを、まわりは少し落ち着いて見ているのではないでしょうか。
歳のわりに、どこか大人びている。そんなふうに言われたこともあったかもしれません。

穏やかで、芯が強くて、内に多くを蓄える人。それがあなたの始まりの姿です。

この続きを読む