【魂のルーツ】
あなたの魂を一つの姿で呼ぶなら、神域から降りた白銀の守護犬です。神々の住まう場所から、人の世を見守るために降りてきた、静かな白銀の獣。
番犬のように吠えたてるのではありません。門の前にじっと座り、来るものと去るものを、ただ見ている。
そういう佇まいの魂です。
子供の頃を思い出してみてください。あなたはたぶん、賑やかな輪の中心ではなかったのではないでしょうか。
けれど、その輪のどこに歪みがあるかは、誰よりも早く気づいていた。誰かが無理をして笑っていること。
場の空気がほんの少し傾いたこと。口には出さなくても、内側のどこかでそれを受け止めていた子供だったように思います。
頼まれた役割は、最後まで投げ出さない。約束したことは、たとえ自分が損をしても守ろうとする。
そういう実直さが、ずいぶん幼い頃から備わっていました。表に出る激しさは少なく、むしろおっとりして見える。
怒っているわけでもない。けれど、譲れない一線に触れられたとき、内側に芯のようなものが立つのを、あなた自身が知っているはずです。
少し古風なところもあったのではないでしょうか。流行りに飛びつくより、変わらないものを大事にする。
筋が通っているかどうかで物事を見る。そういう真っ直ぐさが、周りからは「しっかりした子」と映っていたかもしれません。
自分を律することが、あなたにはごく自然にできてしまいます。だからこそ、人に弱音を見せるのが少し下手なところもある。
きちんとしている。役割を果たしている。