SOUL AVATAR DEEP READING

No. 46

己酉 つちのと・とり

荒野を耕す高潔な開拓の騎士

人生の折り返しを過ぎたあたりで、ふと足を止めることがありませんか。
これまで真面目にやってきた、誰かに頼られもしてきた、それなのに、自分が何のためにこんなに頑張ってきたのか、急にわからなくなる瞬間です。

あなたは、たぶん人から「いい人だね」とよく言われてきた方です。
角を立てず、場を整え、求められれば応える。
その姿勢で、たくさんの信頼を積んできました。
けれどその一方で、自分の本当の置き場所が見つからないような、満たされなさを抱えてこられたのではないでしょうか。

この鑑定書は、あなたという人をひとつのソウルアバターに置き換えて、その性質をていねいにたどっていきます。
直すためではありません。
あなたが今まで知らずに背負ってきたものに、やさしく名前をつけていく時間です。
どうぞ、肩の力を抜いて読んでみてください。

【魂のルーツ】

あなたの魂には、荒れた土地をならし、種を蒔き、根気よく育てていく人の姿があります。荒野を耕す高潔な開拓の騎士。
それがあなたという人の、いちばん奥にある姿です。

子供の頃を思い出してみてください。教室で配られたプリントを、自分の分だけでなく、列のうしろまできちんと回していた。
みんなが散らかしたままの場所を、誰に言われたわけでもなく、そっと片づけていた。そういう小さな几帳面さが、あなたにはずっとありましたよね。

派手に目立つ子ではなかったかもしれません。でも、困っている子に最初に気づくのはあなたでした。
意地悪をする側にも、される側にも入らず、少し離れたところから全体を見ていた。その視線は冷たいものではなく、むしろ穏やかで、温かいものでした。

人当たりがよく、心が広い。だから自然と、まとめ役をまかされてきたのではないでしょうか。
学級でも、職場でも、家のなかでも。あなたが間に立つと、なぜか場がおさまる。
とがった人もやわらぐ。それは、あなたが相手を急かさず、否定せず、まず受け止めるからです。

「いい人だね」。この言葉を、あなたは何度も受け取ってきたはずです。
それは確かに、あなたの大切な質感のひとつ。庶民的で、気取らず、誰の前でも同じ温度でいられる、おおらかな人。

ただ、ひとつだけ。

この続きを読む