「私は霧深い山頂から全体を見渡し、機が熟したときに静かに動き、知略で世界を導く」
戊申(つちのえ・さる)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、霧深い山頂に立つ静かなる軍師。霧深い山頂に静かに立ち、眼下の全体を見渡しながら、機が熟したときだけ動く、知略にたけた軍師です。陽の土である戊と、金の性質を持つ申。山の中に金属の知恵が宿る組み合わせで、古くから「ひとり離れた猿」と呼ばれ、群れの中にいながら少し離れた位置を確保する。全体を眺めながら、自分の場所をさりげなく守っていく。それが、この魂の芯です。
あなたのソウルアバターの3つの特性
後方に控える将の、静かな戦略
自然の流れに逆らわず、周りの様子を見ながら、自分の道を歩いていく人です。
急いでしくじるより、時期を待つほうを選ぶ。機を見て動く将でありながら、それを表には出しません。離れた目で時代や出来事を眺めながら、間違いのない道を選ぶ。後方に控える将が、この魂の本来の姿です。
目の前に敵を迎えたときの頭の巡りは抜群で、困難な状況にあっても乗り越える知恵が浮かびます。物事をまとめるのが上手で、一歩引きながらも、周りから押し出されるように先頭に立つこともあります。
温かい人柄と、冷徹に見られる誤解
温かい人柄を秘めているにもかかわらず、周りからは冷めて計算高い人と思われることがあります。
それは、この魂が、感情より全体の状況を優先して動くからです。自分の場の内では、愛情も間柄も大切にする。ただしその場の外には、あえて深く関わらない。その間合いが「冷たい」と誤解されることがあります。
派手さを嫌う堅実さがあり、財や力は裏側で保つ傾きがあります。表に出ることより、裏から支える役どころのほうが、この魂には自然です。
手先の器用さと、時間をかけて得る技
霧深い山頂から見下ろすように、あなたの直感は、現実の暮らしにこそ生かされます。
手先の器用さや技の才として何かを身につけ、それを武器に現実を生きていける。何事も、長い時間をかけて身につける。辛抱と持ちが、この魂の技を本物にしていきます。
ゆたかな知を身につけるほど、人徳と知の両方をつり合いよく備えることになります。一度決心したことは容易に曲げない頑固な一面もありますが、その場に応じる対応の速さは申の得意技。状況が変わったとき、誰よりも素早く正確に対応できます。
ソウルアバターが輝く条件
時期を見極める力を信じる
焦って動かないことが、この魂の強みです。「今は待つとき」という直感を信じてください。機が熟したときに動く。その一手が、誰よりも大きな結果をもたらします。
技・専門を、長い時間をかけて育てる
手先の器用さや直感を、一つの専門として育ててください。短い間で身につけようとするより、長い時間をかけて身につけたもののほうが、この魂の武器になります。
裏方の役どころを誇りにする
表に出ることより、裏から全体を支える役どころが、この魂には合っています。目立たない場所で知略を発揮することを、物足りないと思わないでください。山は動かなくても、その存在が周りの地形を決めています。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「戊申」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「戊」と地支「申」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「戊(つちのえ)」
五行:土 陰陽:陽
特質:誠実さ・安定感・包容力・実直さ
地支「申(さる)」
五行:金
特質:機敏さ・知恵・変化への対応・多才さ
あなたへのメッセージ
ここまでは、霧深い山頂に立つ、静かなる軍師の側の話です。
でも、あなたはこれまで、何度か誤解されてきたのではないでしょうか。誰かが困っているとき、内心ではその人を案じ、手を貸したいとも思っていた。けれど顔にも声にもそれが出にくくて、結果として「冷たい人」「何を考えているか分からない人」と受け取られてしまう。
胸の奥は温かいのに、表面が静かすぎて伝わらない。それは、あなたが古くから抱えてきた傷のひとつです。その伝わらなさを、ひとりで抱えてきたのではないでしょうか。
その伝わらなさには、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿って解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。