SOUL AVATAR DEEP READING

No. 34

丁酉 ひのと・とり

自らの灰から独り甦り続ける不死鳥

人生の半ばを過ぎたあたりで、ふと立ち止まる夜があります。
これまで何度か、自分の中の何かが燃え尽きたと思った。
もう動けないと感じた。
それでも翌朝には、なぜか起き上がって、また歩き出していた。
そういう自分を、不思議に思ったことはないでしょうか。

あなたは、いつも一人で立ち直ってきた人です。
誰かに支えてもらった記憶よりも、自分で決めて、自分で片をつけてきた記憶のほうが、ずっと多いはずです。

この鑑定書は、その甦りの力を、あなたの魂のかたちとして描いていきます。
穏やかに見える表情の奥で、何が静かに燃え続けてきたのか。
これから、ゆっくりお話ししていきますね。

【魂のルーツ】

あなたの第一印象は、おそらく穏やかです。秋の月のような、澄んだ静けさ。
声を荒げず、急がず、まわりからは「落ち着いた人」「おっとりした人」と見られてきたのではないでしょうか。

けれど、それは表の顔にすぎません。

子どもの頃を思い出してみてください。静かに見えて、決めたことは曲げなかった。
誰かに「やめなさい」と言われても、内心では「いや、やる」と思っていた。表情はおとなしいのに、芯のところが熱い。
その熱を、まわりはなかなか気づきませんでした。

この穏やかさと、内側の激しさ。一見ちぐはぐなこの取り合わせこそ、あなたの魂のかたちです。
月のように静かな面を世界に向けながら、その奥では火が燃えている。燃え尽きてもまた燃える火が、ずっとあなたを動かしてきました。
自らの灰から甦り続ける不死鳥という名は、ここから来ています。

繊細でした。神経が細やかで、人の気持ちのわずかな変化にもよく気づいた。
それでいて、いざという時の度胸は誰よりもありました。怖いもの知らずのところがあって、まわりが尻込みする場面で、あなただけがすっと前に出た。
そんな覚えはありませんか。

幼い頃、転んで泣いても、誰かに抱き上げてもらうのを待つより先に、自分で立ち上がっていた。そういう子だったかもしれません。
痛くないわけではない。ただ、自分でなんとかするのが、あなたにとっては自然だった。

知性も、早くから備わっていました。理屈の通らないことには納得しない。
筋を見て、自分の頭で考えてから動く。素直に見えて、心の奥には自分なりの物差しを持っていた人です。

ただ、こうも思います。

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