SOUL AVATAR DEEP READING

No. 13

丙子 ひのえ・ね

冬の夜空を踊る、オーロラの踊り子

人生の半ばを過ぎたあたりで、ふと立ち止まることがありますよね。
これまでずいぶん器用にやってきたはずなのに、自分がどこへ向かっているのかうまく言葉にできない。
気持ちは明るいのに、奥のほうがどこか落ち着かない。
そういう感覚を抱えている方は、少なくないのではないでしょうか。

あなたの内側には、移ろいながら光る性質があります。
同じ場所にとどまらず、その時々で形を変えて輝く。
それは弱さではなく、もともと授かった質のひとつです。

この鑑定書は、あなたという人をひとつの神聖な姿に置き換えて、その光のありようを順番にたどっていきます。
当たる当たらないを越えて、自分の手触りを思い出すための時間になればうれしいです。

【魂のルーツ】

子供の頃、あなたはきっと、人より早くいろいろなことに気づく子だったのではないでしょうか。

誰かが少し言いかけただけで、その先まで先回りしてわかってしまう。先生が一を説明すれば、もう十まで頭の中で組み上がっている。
教科書を一度読めば、不思議と覚えていられる。そんな速さが、ごく自然に備わっていたはずです。

細かいところによく目がいきました。部屋の隅に置かれたものの位置が変わっていることに気づく。
誰かの声がいつもより少し沈んでいると、すぐにわかる。大人が見落とすような小さな変化を、あなたの感覚はちゃんと拾っていました。

それは、冬の夜空の下に立って、空のかすかな色の移ろいまで見分けてしまうような感じ方です。多くの人がただ暗いと思う空に、あなたは色を見ていた。
そういう繊細な目を持って生まれてきました。

頭の回転の速さは、本人にとってはあたりまえのものだったでしょう。だから自慢にもならず、むしろ周りとの間に少し距離を感じる種にもなったかもしれません。
みんながまだ考えているうちに答えにたどり着いてしまい、待っている時間を持て余す。そんな子供だった面もありそうです。

ひらめきも、あなたの根っこにあります。理屈を順番に積み上げるより、ふっと全体が見えてしまう。
後から理由を聞かれても、なぜそう思ったのか自分でもうまく説明できない。けれどその直感は、案外よく当たっていたのではないでしょうか。

感受性が豊かであるぶん、世界の情報量が人より多く入ってきます。楽しいことも美しいことも深く味わえる反面、入りすぎて疲れることもあったはずです。

明るく見えて、でもどこか底に静けさを抱えている。にぎやかな場所にいても、心のいちばん奥はひとり静かに何かを見つめている。
そんな二重の質感が、あなたの魂のいちばん深いところにあります。

賢さや感じやすさは、これまでずいぶんあなたを助けてきました。

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