SOUL AVATAR DEEP READING

No. 10

癸酉 みずのと・とり

天界の暗号を読み解く、水晶の知性を持つ巫女

人生のちょうど折り返しのあたりで、ふと立ち止まる時間が増えていませんか。
これまで身につけてきたものはたしかにあるのに、何かが足りない気がする。
そんな感覚を抱えたまま、毎日を器用にこなしている方は少なくありません。

この鑑定書は、あなたの魂を一人の存在になぞらえて読み解いていきます。
覚えること、知ること、美しいものを聞き分けること。
そうした力が、子供の頃からどんなふうにあなたを形づくってきたのか。
そして、表からは見えにくいさびしさや、足元の心もとなさが、どこから来ているのか。

ここに書かれているのは、欠点を直すための処方ではありません。
あなたという人を、もう一度やさしく眺め直すための鏡のようなものです。
読み終えたとき、自分を少しだけ許せるようになっていたら、それでじゅうぶんなのだと思います。
さあ、ゆっくり始めましょう。

【魂のルーツ】

幼い頃、一度聞いた歌をすぐに口ずさめた記憶はありませんか。誰かが言ったことばを、ずいぶん経ってから正確に思い出して、まわりを驚かせたことは。

あなたの魂には、覚えること、吸い込むことの才が初めから備わっています。
耳に入った音、目にした文字、教わったやり方。それらが自然と内側にたまっていって、いつのまにか使えるものに変わっている。
努力して詰め込んだというより、水が器に満ちるように、知識が溜まっていったのではないでしょうか。

頭の回転も速い。話の先がふっと見えて、相手がまだ言い終わらないうちに答えが浮かぶ。
そういう速さを、あなたは当たり前のものとして生きてきました。

手先の器用さもあります。何かの芸事に触れれば、人より早く形になる。
指がほどよく動き、勘どころをすぐにつかむ。そして声。
あなたの声には、聞く人をふっと落ち着かせる澄んだ響きがあるはずです。電話越しに「いい声ですね」と言われたことのある方も多いでしょう。

この水晶の知性を持つ巫女のような魂は、世界をいったん澄んだものに通してから受け取る性質を持っています。だから余計なものを削いで、ものごとの芯だけをすくい取れる。

子供の頃のあなたは、おそらく素直な「いい子」でした。
教わったことをまっすぐ受け取り、ねじ曲げずに返す。その素直さが、品のよさとなって今も残っているのではないでしょうか。

ただ、ひとつ。

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