「私は自分の意志で星を集め、銀河を旅しながら、誰も描いたことのない地図を作る」
壬申(みずのえ・さる)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、銀河をゆく賢者。果てしない星の海をたったひとり旅しながら、あちこちの星の知をかき集め、自分だけの宇宙図を描き続ける存在です。陽の水である壬と、金の性質を持つ申。金が水を生む流れにありますが、この魂には六十干支でただ一つの、変わった仕掛けがあります。「頭で思い描く自分」と「現実に生きている自分」とが、内側でずれているのです。その込み入りようこそ、この魂いちばんの持ち味であり、いちばんの謎です。
あなたのソウルアバターの3つの特性
頭の自分と、現実の自分のずれ
これは、この魂だけが持つ、六十干支の中でただ一つの仕掛けです。
頭の中で考えていることと、現実での自分の振る舞いとが、どうも噛み合わない。そんな感覚を覚えることがあるかもしれません。
たとえば、習ったこととまるで関係のない仕事に就いていたり。気持ちを、理屈で片づけようとしていたり。なぜ自分がそう動くのか、うまく言葉にできなかったり。
あなたは、「自分とは何者か」がすぐには掴みにくい人かもしれません。その問いに、すぐには答えが出ない。でも、その問いを手放さずにいること自体が、この魂の奥行きを作っています。
自ら望んで学んだものだけが、力になる
知りたい欲が強く、なんでも知ろう、身につけようとします。
でも押しつけられたものは根づかない。自分から「知りたい」と思ったときにだけ、知は本物の力に変わります。
机の上の理屈より、自分の足で動いて味わったもののほうが、あなたの身になる。自分で試し、自分の頭でこね、自分で得たものを人に伝えるのがうまい。それがこの魂の学び方です。
年とともに、知りたい欲はいっそう募ります。語学、受験、専門の知識。頭に入れる学びでは、高い力を出します。星の知をかき集めるように、学者や研究者の道で力を出しやすい人です。
ただし、それを世の中で役立てようとした途端、思うにまかせない「ずれ」に突き当たることがある。それはあなたのしくじりではなく、この魂の仕掛けから来るものです。
体を動かすと、ずれがやわらぐ
頭の自分と現実の自分のずれが生む、内のもやもやは、小さくありません。
その釣り合いを取る手立てのひとつが、体を使うことです。
運動など体を動かす分野でなら、この魂は文句なしに躍動できます。考えすぎる頭を、体の動きで解き放つ。それがこの魂にとって、大切な調整弁です。
ぴりぴりと張りつめた場では、少し行き詰まりやすいところがあります。自分の調子で動ける場所のほうが、あなたは落ち着きます。重たい責めを負わされる場より、自分のペースで進める場所のほうが、この魂は安定します。
ソウルアバターが輝く条件
「自分が面白い」と感じることを学ぶ
押しつけられた学びは根づきません。でも自分が心から「知りたい」と思ったことへの吸い込みは、誰にも負けません。好奇心の向く先へ、素直に従ってください。その積み重ねが、あなただけの宇宙図になっていきます。
学んだものを「人に渡す」場を持つ
自分で得たものを、人に伝えるのが上手な干支です。教える、書く、語る。何らかのかたちで自分の知を外へ出すことが、この魂の力を世の中へつなぐ橋になります。
体を動かす時間を、意識してつくる
考えすぎたとき、行き詰まったとき、体を動かしてください。運動でも、散歩でも、何でもいい。この魂にとって、体の動きは、頭のずれをやわらげる一番の手立てです。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「壬申」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「壬」と地支「申」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「壬(みずのえ)」
五行:水 陰陽:陽
特質:自由・流動性・知恵・包容力
地支「申(さる)」
五行:金
特質:機敏さ・知恵・変化への対応・多才さ
あなたへのメッセージ
ここまでは、星々の知を学び集める、銀河の賢者の側の話です。
でも、あなたには、子供の頃から説明しにくい感覚があったのではないでしょうか。自分のなかで感じている自分と、外から見られている自分とのあいだに、開きがあること。
頭のなかではいろいろ考えているのに、口から出てくるとずいぶん違うものになる。まわりからは落ち着いた人と見られているのに、内側ではぜんぜん落ち着いていない。その食い違いを、幼い頃に誰かへ伝えようとして、伝わらなかった記憶はありませんか。
その食い違いには、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿って解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。