SOUL AVATAR DEEP READING

No. 07

庚午 かのえ・うま

光を放つ白銀の剣士

人生の半ばまで来ると、自分のことがかえってわからなくなる時があります。

若い頃は、もっとはっきりしていた気がする。
何が好きで、何に腹を立てて、どこへ向かいたいのか。
それが今は、輪郭がぼやけてくる。
落ち着いて見えるのに、内側では何かがいつもざわついている。
そんな感覚を抱えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

この鑑定書は、あなたの魂を一人の姿に置き換えて読み解いていきます。
あなたの中には、静かに、けれど確かに、戦いを続けてきた誰かがいます。
その姿を言葉にしながら、これまでのこと、これからのことを、ゆっくりたどっていきます。

当たっているかどうかを急いで確かめなくて大丈夫です。
読みながら、ふと心当たりがある。
そのくらいの距離で、最後までお付き合いいただけたらと思います。

【魂のルーツ】

子供の頃、あなたはあまり取り乱さない子だったのではないでしょうか。

まわりの子が泣いたり騒いだりしている時も、少し離れたところから、静かにそれを見ている。
慌てない。声を荒げない。きちんとして見える。
大人から「しっかりした子」と言われることも多かったかもしれません。

けれど、それは感じていなかったからではありませんよね。むしろ逆だったはずです。
胸の内では、いろんなものが強く揺れていた。悔しさも、悲しさも、人より大きく動いていた。
ただ、それを表に出さないようにしていた。出さないでいられるだけの、静かな力を、あなたは早くから身につけていました。

この魂には、磨かれた白銀のような落ち着きがあります。
表面はなめらかで、冷たくさえ見える。けれどその下には、抑えこまれた熱があります。
光を放つ剣士。その姿が、あなたの奥に立っています。

外から見える姿と、内側の実際とが、ずいぶん離れている。それがこの魂の、いちばんの特徴です。

物わかりも早かったのではないでしょうか。
一度説明されたことは、すぐに筋道で理解できる。なぜそうなるのか、自分なりに納得できるまで考える。
感情で押し流されるよりも、ものごとの順序で受けとめようとする。そういう冷静さが、子供の頃から備わっていました。

困ったことがあっても、人にすぐ頼らない。まず自分でなんとかしようとする。
泣きつくより先に、どうすればいいかを考える。その姿は、まわりには頼もしく映ったでしょう。
けれど内側では、頼り方がわからなかっただけかもしれません。弱さを見せる、という選び方が、最初から手元になかった。

そうやって、あなたはずっと、自分で自分を支えてきました。

それは立派なことです。

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