「私は霧の中で真理を受け取り、見えない世界と人々の間で、静かに祈りを編み続ける」
丁亥(ひのと・い)という魂に刻まれた言葉です。
この魂の姿を一言で表すなら、霧の湖畔の祈祷師。霧に包まれた静かな湖のほとりで、誰にも邪魔されず、見えない世界から真理を受け取り、静かに祈りを編み続ける、神秘をまとった人です。陰の火である丁と、水の性質を持つ亥。水が火を脅かす、張りつめた組み合わせで、六十干支の中でも、とりわけ澄んだ感じ取る力を生まれつき持つと言われる干支。その力が表に出るかどうかは、身近な間柄の落ち着きによって、大きく変わります。
あなたのソウルアバターの3つの特性
澄みきった、感じ取る力
特別な鍛錬をしなくても、先を読み、言い当てる力を持つと言われる人です。
霧の湖畔で静かに祈り、真理をみつめる、という姿がイメージされるのは、
勘が鋭く、周りの出来事に敏く反応し、危うさを前もって察する力がある。感じやすさが強く、まわりから踏み込まれるのを好まない。それは、この魂がいつも、見えない世界へアンテナを張っているからです。
ただし落ち着いた日常の中では、この感じ取る力は表に出てきません。身近に母や連れ合いがいて落ち着いているとき、その力は、穏やかな危うさ回避の勘として静かに働きます。
逆に、大切な人を失ったり、孤独になったりすると、感じ取る力が全開になることがある。感じ取る力の強さと、心の揺れやすさは、表と裏です。
気分が定まりにくい、自分流の情の人
気分や考えが定まりにくく、気持ちがふらふらと揺れて、内の葛藤が大きくなりやすいところがあります。
大勢と一緒の動きは苦手。ひとりで、その時の気分のままに物事を進めるほうが向いています。周りに対しては、面倒を起こしたくないための付き合いは見せる。そのため「人好し」という評価を得ることがあります。でも本当は、自分なりの世界を持って、そこで過ごすことを好む干支です。
自分を表すのが上手ではないので、誤解されやすい面もあります。控えめな気配を与えますが、自分の暮らし方には強いこだわりを持っています。
人の役に立つことで満たされる心
人のために役立つことを望む質があります。
体の手当て、芸ごと、宗教、占い。精神性の高い分野で、なおかつ人の役に立てる仕事で、この魂は力を発揮します。人のためになり、それでいて自分の実にもなる。そういう仕事の形が、この魂に最も合っています。
学ぶ力があり、誇りも持っている。でもその誇りは「自分が優れている」という向きではなく、「人の役に立てた」という向きで満たされるものです。
ソウルアバターが輝く条件
身近な人との落ち着いた間柄を大切にする
母親や、配偶者、家族。身近な人との落ち着いた間柄が、この魂の心を支えます。その間柄が落ち着いているとき、感じ取る力は穏やかな直感として働き、日々の暮らしを助けてくれます。大切な人との縁を、意識して丁寧に守ってください。
自分の調子を守れる場を選ぶ
踏み込まれない場、自分の調子で動ける場所が、この魂には要ります。大勢と一緒に動くより、自分のペースで進められる仕事や場を、意識して選んでください。
精神性の高い分野で、人の役に立つ
勘、直感、感じやすさ。これらを生かせる分野で、人の役に立つことが、この魂の運をひらく条件です。占い、寄り添い、癒やし、芸。目に見えないものを扱う世界で、あなたという魂は本来の輝きを放ちます。
✦ あなたの星の構造
算命学では、日干支「丁亥」が、あなたという人の芯そのものを映します。天干「丁」と地支「亥」が交わって生まれる、あなただけのエネルギーがあります。
天干「丁(ひのと)」
五行:火 陰陽:陰
特質:思いやり・直感力・繊細さ・集中力
地支「亥(い)」
五行:水
特質:純粋さ・直感力・自由への意志・向上心
あなたへのメッセージ
ここまでは、霧の湖畔で真理を編む、祈祷師の側の話です。
でも、あなたの心は、おそらく長いあいだ、定まりにくさと一緒に生きてきました。さっきまで穏やかだったのに、ふとした言葉や気配でぐらりと傾く。自分でも、自分の心の置きどころが分からなくなる。
よかれと思ってかけられた言葉が、土足で踏み込まれたように痛い。「どうしてそんなに気にするの」と言われても、気にせずにいられない。その敏さを、誰にも言えずに抱えてきたのではないでしょうか。
その敏さには、ちゃんと理由があります。深層鑑定では、その理由を、あなたの星に沿って解いていきます。読みたくなったときに、続きはここに置いておきます。