SOUL AVATAR DEEP READING

No. 24

丁亥 ひのと・い

霧の湖畔で真理を編む神秘の祈祷師

人生の半ばを過ぎたあたりで、ふと立ち止まる瞬間がありますよね。
これまで自分なりに誠実にやってきたつもりなのに、なぜか芯のところが満たされない。
人の輪の中にいても、どこか一枚膜を隔てているような感覚が残る。
そういう静かな違和感を、長く抱えてこられたのではないでしょうか。

それはあなたが冷たいからでも、社交が下手だからでもありません。
あなたの魂が、もともと人とは少し違う場所から世界を感じ取るようにできているからです。

この鑑定書は、そんなあなたの内側を、ひとりのソウルアバターの姿に置き換えて読み解いていきます。
あなたが長く言葉にできずにいた質感が、少しずつ輪郭を持ちはじめるはずです。
まずは肩の力を抜いて、自分のことを聞きにきたつもりで読み進めてみてください。

【魂のルーツ】

あなたには、理屈より先に分かってしまう力があります。

人が言葉で説明をはじめる前に、その場の空気の色や、相手が本当は何を抱えているのかを、なんとなく感じ取っている。子供の頃から、そうではなかったでしょうか。
誰かが「大丈夫」と言っているのに、あなただけが「この人は大丈夫じゃない」と気づいてしまう。理由は説明できない。
でも当たっている。そういうことが、何度もあったように思います。

霧の湖畔で真理を編む神秘の祈祷師は、目に映るものより先に、その奥にあるものを読み取る魂です。湖の面に立ちこめる霧の向こうを、輪郭がぼやけたまま、それでも確かに見ている。
あなたの直感は、この祈祷師がまとう霧と同じものなのだと思います。

幼い頃のあなたは、たぶん少し変わった子だと思われていました。みんなが楽しそうにしている輪の中で、ひとりだけ別のことを考えている。
流行に乗りきれず、かといって反発するでもなく、自分の興味の向く先を静かに掘っていく。何かに惹かれると、周りが見えなくなるくらい一徹に追いかけた経験が、あなたにはあるはずです。

頭の回転も速い。一度気になったことは、いつのまにか幅広く調べて、深いところまで知っている。
けれどそれを誰かに披露して見せるタイプではありませんでした。理知的なものをちゃんと内に持ちながら、それをひけらかさない。
古風と言えば古風な、奥ゆかしさのある賢さです。

この性質の方とお会いすると、「子供の頃から、自分は周りとどこか違う気がしていた」という言葉をよく聞きます。それはきっと、感じ取る力が人より一段鋭かったからです。
鋭さは、ときに居心地の悪さにもなります。みんなが気づかないものに気づいてしまうと、自分だけが浮いているように思えるからです。

だからあなたは、外に向かって自分を広げるより、内側に自分の世界を持つことを選んできたのかもしれません。誰にも踏み込まれない静かな場所で、ものごとの理(ことわり)を、自分の手でひとつずつ編んでいく。
その時間が、あなたをいちばん自分らしくいさせてくれたのではないでしょうか。

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